ベトナムの備忘録 その1

出張でベトナムに行くことになった。
ベトナムにはまったく興味がなく、忙しい日程のなか長時間かけて行くというのははっきり言って気乗りがしなかった。

観光地もよく知らないし、言葉もわからない。
水はミネラルウオーター以外は飲むな!
氷も出所がわからないと腹壊す。
注意喚起の情報だけがどんどん蓄積されていく。

土曜日の午後のベトナム航空の飛行機で成田を立つと6時間くらいでホーチミンに着く。
ホーチキミンという地名もなかなか頭に入らないので、「放置民」とやっと覚えた。

空港に迎えに来てくれた会社の人は渋滞で遅れたという。
空港の車寄せには餌を欲しがる池の鯉のように駐車スペースを狙って車が群がる。
クラクションの音も必ずどこかで響いている。

第一印象は「スゴイ国だ」というひとこと。
活気があるんだよね。
枯れつつある日本とは大きく違うところだ。

ホテルにチェックインすると短パンとスニーカーに履き替え軽く飲みに出かける。
といっても連れて行ってもらうだけなのだが。
間違えてエレベータの1を押すとSPAのフロアに出てしまい、そばにいた受付のおねいさんに英語でフロントとか出口はどこかと聞くと通じなかった。
とりあえず下に行くと手振りで伝え、にこやかにしながら階段を駆け下りる。

連れて行ってもらったカラオケのお店はすいぶん高級そうなお店。
会社の人が経営しているらしい。
よくわからないけどとりあえず安心そうなのでいいか、という感じ。

ビールはヴェトナムの333を飲む。
向こうの人はビールに氷を入れるのだが、私の感覚では氷水を別に飲んだほうがいい。
それと氷で腹壊すというのが一瞬頭をよぎった。
今もあるのかもしれないが「ギンビスのアスパラガス」みたいなスナックをかじりながらしばし歓談。
ちょっと甘みがあるのが食べ物の特徴かな。

ホテルの部屋は6階。
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通りに面した窓のサッシの鍵が緩く、クラクションの音や日本人が歌うエコーの効いた下手なカラオケの音が隙間から遠慮なく入り込んでくる。
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なんか外で寝ているような感じだよね。

Panasonicとど真ん中に表記されているエアコンは壊れているようで、冷房の温度設定をMAX16℃にしてもなんだか冴えない。
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おまけに勝手にタイマーがかかっているのか気が付くと停止している。
でも結局布団を掛けないで寝ると丁度よく、下手にエアコンが効いて体調を崩さなくてよかったかもしれない。
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侵入してくる騒音のなかでいつの間にか寝たらしく、朝はニワトリの鳴き声で目が覚めた。
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こんなビル街のなかでニワトリの鳴き声で目が覚めたのは新鮮な気分だった。
昨夜のクラクションと下手なカラオケの喧騒はすっかり消えて爽やかな朝だった。


つづく

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