3月11日の備忘録

このたびの震災で被害に遭われました皆様には心からお見舞い申し上げます。


午後2時46分。
職場にいると横揺れが始まり、それが急激に大きな揺れになった。
揺れ方が横なので震源地から遠いなと思ったが、長周期振動が続くようだと建物内部の天井が落ちたりするんだろうと見守った。
こういう時はどこかにつかまっているしかないのだが、なぜが大きな花瓶が倒れないように押さえていた。
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長い地震が収まる。
非常時の手順に従い館内放送で被害状況報告を促す。

事務部門で書棚が倒れた以外は被害がなかったが、エレベーターはもちろんGHPのエアコンやボイラーが停止している。
エレベーターは安全面からも業者に来て復旧してもらわないとどうにもならないが、とりあえず屋上にあるGHPとボイラーをチェックすることにした。
大きなガスのマイコンメーターが停止しているのでGHPが動かないことが判明。
それとボイラーも同様。
ボイラーの大きなカバーを外した途端大きな余震が来て、カバーを抱えたままヨロヨロした。
こういうのは余震が収まってからするもんだね。
GHPのエンジンが入った大きな室外機が目の前でダンスをするように左右に大きく揺れていた。
めったに見られない光景ではあるが屋上にうかつにも安易に屋上に来たのは失敗だと思った。

地震がガスが止まっているのがわかったのでマイコンメーターをリセットすることにした。
業務用の大きなメーターも操作方法は同じだったのでわかりやすい。
わかりやすいということは大切だね。

GHPは問題なく復旧できたがボイラーの方は制御盤内部が揺れで水を被ったらしく始動しない。
その前にどうやらこの系統のガスが来ていないことが判明した。
このガスメーターを探すのがたいへんで図面を引っぱり出したり外をウロウロしたりしたが、そうこうするうち瞬く間に夜になってしまった。

ガスの検針に来るのを知っている事務スタッフが屋上にもう一台マイコンメーターがあるはずだというので再度屋上へ。
いわれた通りに確認するとマイコンメーターがあった。
こちらもリセットし復旧。
だが結局ボイラーは翌朝まで復旧しなかった。

エレベーター会社に電話すると閉じ込め優先なので、順番が来たら行くとの説明。
翌日まで来ないだろうと思っていたが意外に早い時間に来てくれた。
階段を移動できない人が多いのでこれは助かった。

被災地は寒くてもっと大変なんだと思いながら翌朝の手順を考えた。
いろいろな設備のことは業者任せではなくてきちんと把握しておかなければならないと痛感した。

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